ロレックス買取・査定なら
「ビープライス」

0時ちょうどに日付が変わることから「デイトジャスト」と名付けられたロレックスを代表するモデル。登場したのは1945年で、それまで日付表示といえば数時間かけてゆっくり変わるのが一般的でしたが、文字盤の小窓に日付が正確かつ瞬時に表示されるデイトジャスト機構をロレックスが発表し時計業界に衝撃を与えました。このロレックスの発明は時計の3大機構、防水防塵に優れた「オイスターケース」、正確な自動巻のムーヴメント「パーペチュアル」と共にロレックスの象徴とも言える機構です。そんなデイトジャストは70年以上経った今でも機能性に優れた上に流行に左右されない時計として、レディース・メンズ・ボーイズどのモデルでも高い人気を誇っており、YGコンビモデルの16233や2017年モデルの126300などを筆頭に買取相場が安定しているため資産としての価値を持つ時計であるといえます。

初めてのロレックスはサブマリーナが良い、と言われるほど高い人気と知名度を誇る時計。1953年に登場した「サブマリーナ」はロレックスの3大機構の一つである「オイスターケース」の防水性を最大限に生かし、100m以上の防水と潜水時間を測定するための回転ベゼルを搭載した、ダイバー向けのプロフェッショナルウォッチです。1965年頃にはカレンダー機能付きの「デイト」が登場し、利便性の「デイト」、クラシックな「ノンデイト」として人気を2分割しています。買取価格や中古市場価格としてはデイトの方が若干高くつく傾向にあり、これは正規販売価格の差からきていると考えられます。サブマリーナにはグリーンベゼルとなった「グリーンサブ」やクラシックモデルの一つでもある「赤サブ」、英国軍隊にのみ支給されていた超レアな「軍サブ」といった希少モデルがいくつかあり、根強いファンがついています。

「エクスプローラー」は探検家用のプロフェッショナルウォッチとして1953年に誕生。1972年に洞窟探検家用モデルとして「エクスプローラーⅡ」が登場し、日付表示、オレンジカラーの24時間針と24時間メモリ入りのベゼルを追加搭載したことで長時間洞窟に潜っていても昼夜の区別がつくように配慮されました。Ref:14270はドラマで有名人が身につけていたため人気に火がつき価格が2倍近く高騰したモデルで、その後継でもあるRef:214270も堅牢なケースに無駄な装飾を省いたシンプルなフォルムであり、実用性を高めた時計として現在ではビジネスマンにも好まれています。不変の人気を誇るロレックスは最新モデルだけでなく過去モデルにも定価に見合った買取価格が算出されやすいため、資産としての価値もあり投資をする目的で購入する方も少なくなく、中古市場でも活発に取引される時計でもあります。

「コスモグラフ デイトナ」は1963年にカーレースのために生まれたスポーツコレクションモデルの腕時計。クロノグラフ（ストップウォッチ機能）とタキメーター（走行時速計測機構）を備え、オイスターパーペチュアルの堅牢さも加わりレーシングクロノグラフの中でも他ブランドの追随を許さない王道のモデルと言われています。タキメーター付きベゼルや象徴的な3つのカウンターは視覚的にもガジェット好きな男性の心をくすぐる腕時計です。ロングセラーモデルの116520、手巻きデイトナの最終世代である6263など人気モデルは資産価値が高く、買取価格の推移も安定しています。また、アンティークウォッチ「デイトナ ポールニューマン」は定価をはるかに超える高額なオークション価格がつくなどして超レアモデルとして知られており、新作モデルだけでなく古く眠らせていた時計にも注目されるのがデイトナの魅力と言えるでしょう。

パイロットウォッチとして誕生した「GMTマスター」は異なるエリアの時間帯を表示させる機能を持った、まさに世界を飛び回るパイロットやビジネスマンのための時計です。両方向回転ベゼルとGMT針を使ってGMTマスターIでは第2時間帯、後継のGMTマスターIIでは短針を単独で動かせることから第3時間帯まで表示させることが可能となりました。また、GMTマスターのベゼルといえば特徴的なツートンカラーですが、代表的な赤青ツートンは「ペプシ」、赤黒は「コーク」、茶黒や茶金は「ルートビア」といった炭酸飲料を模した愛称で呼ばれることもあります。最新モデルの買取相場が高いのは当然ですが、ロレックスは生産が終了したモデルでも相場が上がりやすい傾向があり、GMTマスターIの古いモデルであっても買取価格は上昇することがあります。価格が高騰しているタイミング売却できるようお見積もりをしてみませんか。

デイトジャストの派生モデルとして生まれた「ターノグラフ」は2004年に登場し2013年ごろには生産終了してしまった廃盤モデルの時計。赤い秒針・赤のモデル名表記・回転ベゼルを搭載し、ドレッシーなデイトジャストを少しスポーティーにしたようなデザインとなっています。ブレスレットの好みはユーザーによって2分割されており、ドレスウォッチの雰囲気を濃く出すなら5連ジュビリーブレス、スポーツウォッチの雰囲気を濃く出すなら3連オイスターブレスが選ばれる傾向にあり、元々個体数が少ない上に好みのブレスレットを備えたターノグラフを探しているファンが多いことから中古市場では常に品薄状態となっています。また、ターノグラフのレアモデルの一つとして通常赤色である秒針などのキーカラー部がグリーンになったスペシャルエディションのターノグラフも存在します。日本国内300本限定で非常に希少な時計の一つです。

フランス語で1000を意味する「ミル」と、磁気量の単位である「ガウス」を組み合わせた名前の「ミルガウス」は、世界初の耐磁性を備えた時計です。科学者や技術者といった磁気にさらされている環境で働く人たちに向けたプロフェッショナルモデルとして1956年に誕生しました。一般層への浸透が定着せず一旦は生産終了となってしまいましたが、携帯電話やスマートフォンが一般化した現代において耐磁性に優れた時計に再び注目が集まりミルガウスは2007年に復活。ミルガウスの特徴は稲妻モチーフの秒針ですが、モデルによっては先端に塗料のついたストレート針に置き換わっています。一目でミルガウスとわかる稲妻針は人気が高く、また現行モデルのRef.116400GVの風防はミルガウスのみに採用されたグリーンサファイアクリスタルであり、ロレックスの中でも「人と違うモデルが欲しい」という男性ファンが多いのがこのミルガウスです。

2012年に誕生した「スカイドゥエラー」は、「世界中で正確な時を刻む」というキャッチコピーを掲げ、世界を旅する旅行者のために作られた時計です。その特徴は文字盤に備わった第二時間帯の表示機構と、年次カレンダー「サロス」により月表示を自動的に区別し切り替え、ダイアル外周に配された12個の小窓に現在の月が表示されるという直感的にわかりやすい革新的な表示方法を採用した点です。同じく第二時間帯を表示させる機構を持っているのがGMTマスターですが、パイロット向けのプロフェッショナルウォッチであるGMTマスターよりも実用性に優れた、「現代を生きるビジネスマン」に向けた時計であると言えます。近年ロレックスの中でもスポーツモデルの需要が高まってきたことを受け中古相場も上昇している傾向にあり、買い替えなどで手放すご予定の方はこまめに相場の動きをチェックされてみてはいかがでしょうか。

「シードゥエラー」はダイバーズウォッチとして名を馳せていた「サブマリーナ」を上回る防水機能を備えた、深海潜水用のプロフェッショナルウォッチ。海の居住者という意味を持ち、深海を制覇した時計としてプロダイバー達のために作られた一本です。2008年にはより深い海を潜るために進化したシードゥエラー、「ディープシー」が生まれ、水深12,800フィート(3,900m)まで対応できる究極のダイバーズウォッチが誕生しました。シードゥエラー・ディープシー共に日常生活においてはオーバースペックな潜水機能。ですが、世界最高の防水性や減圧に耐えるヘリウムエスケープバルブ機能といった最新技術に加え、「世界初の海洋最新地点への到達を成し遂げた」という物語を背負った夢ある時計として、ロレックスファンに愛されているモデルです。

1992年と比較的新しい時代に生まれた「ヨットマスター」は、ヨットクルージングやセーリングといった海上スポーツのために生まれた時計。「サブマリーナ」「シーデュエラー」といったダイバーズウォッチとは違い、セレブリティな遊びであったヨットクルージングに着けらるようなデザインであったため、ラグスポと呼ばれる「ラグジュアリースポーツウォッチ」のジャンルを広く世界に浸透させたモデルといえます。2007年には本格的なヨットレースに特化した上位機種「ヨットマスターⅡ」が誕生。ベゼルとムーブメントが連動し10分のカウントダウン機能や青いベゼルカラーが搭載されるなど唯一無二の時計へと進化しました。また、現在はメンズ・ボーイズサイズの展開ですが、スポーツロレックスの中でも珍しくレディースサイズの展開があったモデルでもあります。

ロレックスウォッチの原点ともいえるモデルの「オイスターパーペチュアル」。完全防水のオイスターケースと自動巻き機構パーペチュアルを搭載し1933年に生まれ、このモデルをベースに現在でも名高いデイトジャスト・サブマリーナ・エクスプローラー・エアキングなどへ派生していきました。ノンデイトのため非常にシンプルなデザインですが、豊富な種類の文字盤デザインと幅広く選択できるケースサイズがあることから、ベーシックなロレックスを好む方やロレックスの中でも手に入りやすい価格であることから多くの方に好まれるモデルです。また、オイスターパーペチュアルシリーズの中の一モデルとして誕生した「エアキング」は後にシリーズ化され、現在では独立したプロフェッショナルウォッチとして人気を博しています。エアキングを含め「オイスターパーペチュアル」は歴史が長いモデルだからこそアンティークウォッチとしても買取が可能です。

「デイデイト」はロレックスの中でも最上位ラインの時計。曜日を含むカレンダー機能や専用のプレジデントブレスを採用、最新のムーブメントの搭載、そして何よりプラチナや金といった高級素材のみを使用するといったプレミアム感を押し出すことで究極のステータスウォッチとして君臨しています。通称10Pダイヤや12Pダイヤのようにインデックスにダイヤモンドを配置したモデル、一部をバゲットダイヤに変更したものやベゼルダイヤなどはダイヤモンドの数に比例して販売価格並びに買取価格も上がっていき、パヴェダイヤダイアルといったモデルは1000万近くで取引されます。デイデイトはプラチナ・ゴールドといった貴金属が使用されているため資産価値が高い時計でもあり、徹底されたブランディングにより大きく値段が下がることはなく、モデルにもよりますが買取価格目安は販売価格の70％前後となることが多いでしょう。

アンティークロレックス（またはヴィンテージロレックス）とは1980年代以前に製造されたもの、または型番が4桁（現行は6桁）のものを指します。しかしながらその分類は時代と共に遷移しますので明確な定義はありません。中でも「スピードキング」は古い手巻きロレックスの代表的なモデルであり、小ぶりで丸みのあるケースは現在のロレックスモデルとは別格で年代物らしい雰囲気が漂っています。その他アンティークロレックスの特徴としてブレスレットに施された王冠マークが飛び出したデザインの「デベソバックル」や1931年頃に作られたオイスターパーペチュアルによく見られる、裏蓋にぷっくりと丸く泡のような膨らみがある「バブルバック」などがあり、これらはアンティークらしい文字盤や針と相まってヴィンテージロレックスらしい時計の代表となります。もしお手元に古いロレックスの時計がございましたら是非ビープライスにお持ちくださいませ。